写真・カメラ

写真初心者が1か月目でやったことまとめ【ミラーレス一眼レフ】

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Nicon Z fc
NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

ミラーレス一眼レフカメラを手に入れてから、約1ヵ月。

せっかくカメラを始めるからには、きちんと練習して納得のいく写真が撮れるようになりたい。ゆくゆくはフォトコンテストで入賞したい。個展を開きたい……などと野望は尽きぬ。

千里の道も一歩から。まずは一眼レフカメラを始めて1か月間で意識したこと、学んだことなどをまとめておく。

写真上達のためにやったこと5つ

良い写真を撮るためには、自分なりの表現を磨いていく必要がある。と、『月刊フォトコン』に記載されていた。しかし基本ができていない状態で自分なりの表現などを追い求めることは危険である。と、思う。

私の場合、まずは初心者向けの教本に掲載されているような、いわゆる「教科書的な」写真が撮れるようになることを当面の目標としている。そのためにやったことを時系列で書き出してみた。

初心者向けの教本『カメラはじめます!』を読んだ

実は、数年前にもミラーレス一眼レフカメラに挑戦したことがある。

その頃は特に何も勉強せずに、ひたすら近所を練り歩いては、なんとなく良さげな景色を撮影していただけで、スマホで撮る写真よりもボヤっとした写真ばかりであった。そのカメラは1年ほどでレンズが壊れてしまい、そこから数年間も放置してしまっていたのである。

再チャレンジするからには、闇雲に撮影するだけではなく、きちんと勉強しよう。そう考えて初心者向けの教本を1冊読んだ。

それがこちらである。

 

漫画なので非常に読みやすい。通読するだけなら1時間もあれば読めてしまう。難しいカメラ用語も簡単に噛み砕いて説明してくれるのでわかりやすいが、書かれている内容は本当に基礎の基礎である。

初心者が楽しくカメラを持ってお出かけできるような、そんな本だと感じた。「まずはこの本で基礎固め→写真を撮ってみる→ちょっと垢抜けた写真が自分でも撮れた!自信ついた!カメラ楽しい!」といった感じ。

超初心者の私にとっては非常に有用だったが、ある程度自分で撮影したことがある場合は、もう少しランクを上げた書籍のほうが良いかもしれない。

F値・SSについて勉強した

上述の教本を通読し、さっそく自分が作ったニードルフェルト人形を室内で撮影してみた。書かれている通りにAモード(絞り優先モード)にして撮ってみたが、非常に暗い。おまけにブレブレであった。

それもそのはず、私が撮影していた場所には窓がなく、小さなオレンジの電球が1つあるだけの場所であった。被写体を写し出すためにSS(シャッタースピード)がかなり遅めに設定された結果、ブレブレになってしまったのだ。

とにもかくにも、被写体が適正な明るさでブレずに写し出せるようになる必要がある。そこで、まずはF値とSSについて勉強することにした。勉強した内容について書き記事にまとめている。

絞り値(F値)に対する混乱が止まらないので整理してみた ひと月ほど前に、晴れてミラーレス一眼レフデビューを果たした。 右も左もわからないどころか左右という概念すらもわからないよう...
動かぬ者と震える私【SS(シャッタースピード)奮闘記】 私は趣味でニードルフェルト人形を作っている。当ブログ「はしご座」も、もともとは自分の作った人形たちを紹介する(?)目的で始めた。...

マニュアルモードで撮影するようにした

最初は教本にならってAモード(絞り優先モード)やSモード(シャッタースピード優先モード)で撮っていたのだが、F値とSSの両方を自分で設定したいと思うようになったため、Mモード(マニュアルモード)で撮影するようにした。

同じ被写体に対してF値・SS・ISO感度・露出補正を少しずつ変えてみて、その結果どうなるのかを見比べるようにしている。何が正しいのかは、正直まだよくわからないが……。少なくとも、自分好みの写真はどれなのか?ということは考えるようにしている。

三分割構図を意識して撮影した

Nicon Z fc
NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

明るくてブレていない写真がある程度撮れるようになったところで、構図なるものを意識するようになった。

しかし構図と言ってもたくさんあるようで、なかなか全部を覚えられない。まずは教本に載っていた基本構図である「三分割構図」を意識して撮るようにした。カメラのモニターにも3×3のグリッド線を表示するようにして、極力その線や点に沿って撮影している。

三分割構図にある程度慣れてきたら、ほかの構図も取り入れていきたい所存。

雑誌『月刊フォトコン』を読んだ

「写真がうまくなりてぇな~」

と思いながら本屋を練り歩いていたところ、とんでもない雑誌を発見した。

その名も『月刊フォトコン』。毎月雑誌内フォトコンテストが開催されており、プロが選んだ投稿写真が大量に掲載されているのだ。投稿された写真には、プロの添削が掲載されているものもあり、非常に参考になる。

教科書的な写真から一歩踏み出して、コンクールで戦える「写真作品」としての作例を、浴びるほど見ることができるので、読み物としても楽しい。まだこのレベルの写真を撮ることは到底かなわぬが、「いつか我も……」と密かに野望を燃やしつつ、ぼんやり眺めている。

2か月目にやりたいこと3つ

さてここからは、今後取り組みたい2か月目の課題を記載する。

撮影場所を整える

私が写真を始めた当初の目的は、自分の作ったニードルフェルト人形を撮影することだった。人形を外に連れ出すつもりはあまりなく、撮影ボックスなどを駆使して室内撮影をしたいと考えている。

現在は物置と化していた空き部屋を片付け、そこを撮影スタジオとする計画を立てている。新しい撮影ボックスを楽天で購入したため、現在到着待ちだ。

撮影スタジオが完成したら、平日の仕事終わりでも気軽にカメラを手にできる。もっとたくさん撮って、たくさん練習したい。燃え。

ISO感度・露出補正・ホワイトバランスについて勉強する

これまでもF値とSSだけではなく、ISO感度や露出補正を設定して明るさを調整し、写真を撮ってきた。しかしこの2つについては、どういう仕組みで明るくなるのか、よくわかっていない。このあたりについて、簡単にでも知っておきたいと思っている。

次にホワイトバランスについて。これについては、教本では最初に登場した概念でありながら、私は全く手を付けられていない。どこで設定するのかも知らぬ。2か月目にはホワイトバランスも調整して、写真を演出していきたい。

ピントの合わせ方を学ぶ

たまにピントが合わない。

おそらくオートフォーカスで撮影している気になっているが、実際にはマニュアルフォーカスになっていて、それでうまくいっていないのかもしれない。要確認である。

マニュアルフォーカスに設定すれば、自由自在にピントを合わせることができるのだろうか?それすらもよくわからないが、ひとまず試してみる所存。

まとめ

まだまだ初心者からは脱せていないが、

  • 明るさを調整する
  • ブレないようにする
  • 三分割構図を意識する

これだけでも、超初心者からは脱せたのではなかろうか?と自画自賛している。

しかし本当に撮りたかった「室内でのニードルフェルト人形撮影」には挑戦できておらず、2か月目はそこをメインに、いろいろと挑戦していきたい。